ぬいぐるみのようなモコモコな質感を表現

今回は、ぬいぐるみのようなモコモコした柔らかく癒される質感の表現に挑戦してみたいと思います。・・・と、かれこれ2ヶ月ぶりのご無沙汰ではございますが、何も無かったかのように始めたいと思います。

ディフューズとスペキュラーのみ設定
メタデータ「スタンプ出力」で日付やレンダリング時間を表示
とりあえずベースとなるのがこちらです。現状ディフューズとスペキュラーのみ設定しております。

今回は左上にRenderTime(レンダリング時間)を表示してみました。因みに表示方法はメタデータパネルの[スタンプ出力]を有効にします。
区切り線
パーティクルヘアーを設定
まずは正攻法・・・、パーティクルヘアーを設定してみました。ヘアーの本数はこの部分だけで親100×子1000です。

プロシージャルテクスチャのクラウドとノイズを設定
次にテクスチャを使ってみたいと思います。プロシージャルテクスチャの[クラウド]と[ノイズ]をノーマルマップとして設定してみました。如何せんシルエットに変化がないので、少し物足りない感じがしてしまいます。

マテリアルタイプ「ボリューム」を設定
マテリアルタイプ「ボリューム」の設定
シルエットに変化を付けるため、マテリアルタイプの「ボリューム」を使用してみたいと思います。
該当部分のメッシュを複製して、[Alt]+[S]キーで法線方向に拡大。複製したメッシュに対して「ボリューム」を設定します。

「ボリューム」の設定は右記のとおりです。シェーディングパネルの[散乱]と[放射]、[反射]をここでは調整しております。
区切り線
プロシージャルテクスチャとボリュームを設定
[クラウド]、[ノイズ]のノーマルマップとマテリアルタイプ「ボリューム」を同時に設定したものがこちらです。この場合、[ノイズ]は不要かもしれません。

レンダリング時間に関して、今回部分的に設定しただけなので全体に設定した場合どのように変化するか分かりませんが、アニメーションでは、レンダリング時間が数秒変化しただけでも動画書き出し時間に大きな影響を及ぼすので、仕上がりを見ながら色々と使い分けていきたいと思います。


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