先日アップしたフェイシャルアニメーション(facial animation)の動画について簡単にまとめたものを投稿したいと思います。
基本的にシェイプキーで目と口の動きを個々に数種類、用意します。それらの複合で色々な表情を表現します。今回、ドライバーは未設定です。
歯や舌、涙といったパーツは、頭部の内側にスタンバイさせておきます。もちろん頭部とは同一のオブジェクトです。
牙はフラットな歯を変形して表現します。個別に用意するのもありかもしれません。
シェイプキー以外にテクスチャアニメーションも併用します。
驚いた表情の瞳は、「マッピング」パネルのサイズの値を変更し、キーフレームを挿入します。キーフレームを挿入するには、“値(画像の黄色部分)”にマウスカーソルを合わせて右クリック。
因みに左側のオフセットの値を変更するとテクスチャの貼り付け位置が変化します。このフェイシャルアニメーションでも視線を変えるのに値を変更し、キーフレームを挿入しています。
怒った表情の赤面は、アルファチャンネルつきPNG画像を貼り付け、「影響」パネルのディフューズ:カラーの値で濃度をコントロールします。
フェイシャルアニメーションとは直接関係ありませんが、涙のマテリアルについて・・・。
デフォルトでは影が生成されて暗くなってしまうので、安直ですが「影」パネルの[成型]を無効にして影を生成しないようにします。今回は、シェーダーノード(マテリアルノード)による編集が施してあるので、[成型]の項目が「影」パネルではなく「レンダーパイプラインオプション」パネルに移動されています。