コンポジットでレンズフレア(グレア)

先日、tumblrでアップしました「メタルギアソリッド5グラウンドゼロズ(MGSV:GZ)」トレイラー風のレンズフレア(グレア)について備忘録として投稿したいと思います。今回はスザンヌではなく、ほむらちゃんにモデルをお願いしたいと思います。特に意味はありませんが・・・。

基本的にはコンポジットノードを使用して加工を行います。準備としてレンダーレイヤーでレイヤー分けを行います。

レンダーレイヤー1枚目
レイヤーの1枚目には、被写体とレンズフレア用の光源、その他カメラとランプが配置されています。レンズフレア用の光源は、球体オブジェクトでマテリアルとして[放射]を設定して自己発光させています。

レンダーレイヤー2枚目
レイヤーの2枚目には、レンズフレア用の光源のみが配置されています。因みにこちらは複製ではなく、レイヤーの1枚目と2枚目に跨って配置させています。設定方法は[M]キーでレイヤー移動する際に移動先を[Shift]キーを押しながら選択します。

コンポジットノード見本その1
まずは、レイヤーの2枚目を「レンダーレイヤー」ノードで読み込み加工していきます。「輝度/コントラスト」ノードでコントラストを強調し、「グレア」ノードの[光の筋]を設定します。筋の本数を2本に設定して左右のみに光の筋が生成されるようにします。
その筋を「ぼかし」ノードでさらに左右に引き伸ばします。今回は、ここで2つの光の筋を用意して片側を「拡大縮小」ノードでずらして配置しています。

コンポジットノード見本その2
ここまでのノードはグループでまとめてしまいます。「ぼかし」ノードで光源をぼかした状態と「ミックス」ノードの[スクリーン]で合成します。ここで再度、色補正を行います。

コンポジットノード見本その3
ここでやっとレイヤーの1枚目が登場です。これまでのノードと「ミックス」ノードの[スクリーン]で合成します。あとは「グレア」ノードの[光の筋]や[ゴースト]を設定します。もちろんここでの光の筋の本数は2本ではなく、8本など所謂“レンズフレア”になるようにします。最後にお好みで「レンズ歪み」ノードを・・・。

レンズフレア(グレア)仕上がり見本


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