Blender最新版ver2.73aから実装された新アドオン「Freestyle SVG Exporter」を試してみたいと思います。Freestyle SVG Exporterとは、その名の通りFreestyleで生成したラインをSVG形式でエクスポートしてくれるアドオンです。
以前作成したこちらのBlenderファイルを今回は使用します。
まずはユーザー設定を開き、左側のカテゴリーの中から[レンダー]を選択します。表示された「Freestyle SVG Exporter」にチェックを入れ有効にします。今後もご使用になる方は[ユーザー設定の保存]をお忘れなく。
「Freestyle SVG Exporter」アドオンを有効にすると、レンダープロパティ最下部に「Freestyle SVG Export」パネルが表示されるのでチェックを入れ有効にします。
続いて、「出力」パネルでSVGファイルの保存先を指定します。
後は、通常どおりレンダリングを開始すると、同時に指定した保存先にFreestyleで生成したラインがSVG形式でエクスポートされます。
ラインの太さの違いもFreestyleで設定した内容と同様に反映されています。因みにラインスタイルの「カリグラフィ」モディファイアによる太さの強弱は、残念ながら反映されませんでした。
SVG形式なので、もちろんAdobe Illustratorでも編集可能です。立体的なロゴタイプの作成などにも利用できそうな気がします。