ご存知の方も多いと思いますが、Blender2.72がリリースされました。
今回は、あまり需要は無さそうですが、FBXのエクスポートについて投稿したいと思います。何やら2.72から新たに搭載されたFBXエクスポートのアドオンの調子が良いとのことを耳にしたので、早速使用してみたいと思います。
というのも以前、Blenderで制作したモデルをFBX形式で納品する際、エクスポート時に先端のボーンが排除されてしまうという問題が発生しました。その時は先端に更にボーンを追加するというかなり強引な方法で対処しましたが、その辺、改良されていたら有難いなぁ～と願いつつ試してみたいと思います。
2.72から新たに搭載されたFBXインポート＆エクスポートのアドオン「EXPERIMENTAL FBX format」を有効にします。因みにこちらのアドオンは試作段階だそうなのでくれぐれも自己責任でお願いいたします。
では早速。先日Unity用に作成したモデルを[Experimental FBX]を選択してエクスポートします。
まずは、キャラクター編集ソフトウェア「CLIP STUDIO COORDINATE」でインポートしてみたところ、何と無事、先端のボーンも含め読み込み成功です。本来Autodesk製品で検証したいところですが、あいにく持ち合わせておりませんので悪しからず。
因みにこの「CLIP STUDIO COORDINATE」というソフト、私もいまいち用途は分かっておりませんが、無料なので･･･。
続いて、Unityでインポート。
個人的にはこのUnityへのインポートが肝心だったんですが、残念ながら以前と変わらず、先端のボーンが排除された状態で読み込まれました。
今回、期待してしまったばっかりに非常に残念でなりませんが、良い兆しも見えてきましたので引き続き検証していきたいと思います。
